誰もが苦しい帰還後の生活記録~帰還兵はなぜ自殺するのか
帰還する前に、戦場でする自殺も多いらしい。
帰還兵はなぜ自殺するのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)
- 作者: デイヴィッド・フィンケル,古屋美登里
- 出版社/メーカー: 亜紀書房
- 発売日: 2015/02/10
- メディア: 単行本
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本日は、重い本だ。中身も物も。
タイトルに「なぜ」がつくから、何らかの分析や傾向を調べているのかと思ったら、数人の帰還兵について、ありのままあったことを淡々と文章にしている、という感じの本だった。
アメリカでは毎年200人以上の帰還兵が自殺しているらしい。
本人だけでなく、周りの家族の傷つき方、自殺しなくても苦しむ様子が居たたまれない。
人間は、残酷。でも、傷つきやすい。
表紙の写真が一番印象深い、純ドキュメンタリー。
よって、読みにくく面白くはない。
しかし、自国民を守るために、できるだけ戦争をしない方向でいかないとね。
という思いを強くする。
ぬるかろうが馬鹿だろうがボケてても、自由で平和でありますように。
次の本いこう。