zumireの日記

本読んで考えたこと

誰もが苦しい帰還後の生活記録~帰還兵はなぜ自殺するのか

 帰還する前に、戦場でする自殺も多いらしい。

帰還兵はなぜ自殺するのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

帰還兵はなぜ自殺するのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)

 

 本日は、重い本だ。中身も物も。

タイトルに「なぜ」がつくから、何らかの分析や傾向を調べているのかと思ったら、数人の帰還兵について、ありのままあったことを淡々と文章にしている、という感じの本だった。

アメリカでは毎年200人以上の帰還兵が自殺しているらしい。

本人だけでなく、周りの家族の傷つき方、自殺しなくても苦しむ様子が居たたまれない。

人間は、残酷。でも、傷つきやすい。

表紙の写真が一番印象深い、純ドキュメンタリー。

よって、読みにくく面白くはない。

しかし、自国民を守るために、できるだけ戦争をしない方向でいかないとね。

という思いを強くする。

ぬるかろうが馬鹿だろうがボケてても、自由で平和でありますように。

 

次の本いこう。