zumireの日記

本読んで考えたこと

スキップ・ビートでトキメキツアーから帰れない

こうして日記を書こうと思って驚いた。なんと16日ぶりである。

16日間、スミレは旅に出ていた。トキメキ夢遊ツアーとでもいいましょうか、16日経って、どうにも生活に支障をきたし、やっと帰ってきたところだ。

行先はこれ。

 

スキップ・ビート! 36 (花とゆめCOMICS)

スキップ・ビート! 36 (花とゆめCOMICS)

 

 1巻試し読みをして、面白いじゃんと読み進むうちに、もう脳内がスキビ菌に侵されどうにも止まらず36巻まで。

普通なら一通り読めば次へ、であるが、菌の威力が予想外に強く、この16日間毎日繰り返し繰り返し、読み続けたスミレなのであった。

これほどのトキメキツアー、高校生以来かもしれぬ。他の本も読んでいるのだが、どれもこれも乾いた砂漠の様に味気ない。

物語は、恋心をもてあそばれ(心のみ、身体ではない)復讐に燃える16歳のキョーコちゃんが主人公。特技は怨霊を自在に操れることと、メイクと演技で別人になり放題なことである。

そんな彼女に秘かにムラムラと欲望をたぎらせるのは、日本一イイ男とされる俳優、敦賀蓮。

二人ともとっくにラブラブなくせに、お互い過去と勘違いを引きずって、欲望を隠し合いながらも隠せないシチュエーションを繰り返す、という話だ。

毎朝毎晩読み返すたび、は~~~~!と深いため息をつく萌え萌えマンガである。

絵がちょっと昔風で、特に男性の顎の特筆すべきとがり具合に、はじめは笑わずにはいられなかった。だが今では全く気にならない・・か?

ともかく、蓮さまが無防備なキョーコに欲望をかきたてられ翻弄され、つい夜の帝王と化してしまっては踏みとどまりモヤモヤする、というパターンがスミレを夢の世界へ旅立たせてくれるのである。

心配なのは、このマンガ、連載開始からもう10年は経っているらしい。長すぎる。

スミレが生きているうちに終わるのだろうか、とても心配だ。

蓮さま、早いところ欲望に忠実になり、ハッピーエンドを迎えてくれ。

でないと、旅から帰って来れなくなってしまいそうなんである。いやホントに。

スミレの全てをスキビから塗り替えてくれる本を求む。

マジで、次の本行かなくちゃ。