zumireの日記

本読んで考えたこと

いつか死ぬならがんで死ぬんじゃないだろか 人間ドックの9割は間違い

またもや健康ものである。

 

人間ドックの9割は間違い (幻冬舎新書)

人間ドックの9割は間違い (幻冬舎新書)

 

 

 

人間ドックの9割は間違い (幻冬舎新書)

人間ドックの9割は間違い (幻冬舎新書)

 

 だが、これは医療否定系ではない。がんを早期発見して治療するためには、今主流の検診では意味がないどころか、害になるものもあるよというもの。

がん治療そのものには積極的である。

検診内容があてにならないという部分は、あまり目新しくはない。新しいところは、従来の検診のかわりに全身CTをすれば、かなりの確率できちんと初期のがんが発見できるというところ。がんの早期発見の方法を提唱している。

あーそーなのね。スミレはそこまでしてがん探そうとは思わないけど。

絶対にがんで死にたくない!と思っていない人には、全身CTもあまり必要のない検診である。若くしてがんになるのは避けたいが、スミレはもう若くない。この本は、若者向けなのだ。

それとも、そんなにがんはツライ病気なのか。がんで死ぬのが一番という先生もいらしたが。

事故などは別として、がんで死なないなら何で死ぬのだろう。老衰? 

死ぬときは死ぬもんだ。痛くなくて、長すぎる入院とかなければいいなとは思う。

でも願うようにはならないかもしれない。どうにもならないことに振り回されるのが人生だからね。そんな「運命」みたいなことがないと面白くないとスミレは思う。

 

次の本いこう。