学校教育により運動が嫌いになりました。 脳を鍛えるには運動しかない!
運動が健康にいいことなどみんな知っている。
だが、「脳にいい」というレベルではあまり考えたことがないのではないだろうか。
脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方
- 作者: ジョン J.レイティ,エリックヘイガーマン,John J. Ratey,Eric Hagerman,野中香方子
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2009/03
- メディア: 単行本
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脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方
- 作者: ジョンJ.レイティ,エリック・ヘイガーマン
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/03/25
- メディア: Kindle版
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近頃スミレの読む本がうまくかたよっている。脳と体の関係が、いかに大切か、そういう関係の本がたくさん出ていると思われる。
しかし、この本は面白いよ!本当に!
運動すると、汗かいてすっきりしたー!となるのは、脳に血液が良くまわっているから! 言われればその通りだよね。
更に運動すると脳内のニューロンができる。でもこのニューロンは放っておくと死んでいく。新しいニューロンが出来ているうちに適切な刺激を与えて生き残るようにすれば、つかえる回路が出来上がる。
なんてこった、勉強する前に運動するのは、効果大なのだ。
スミレは運動が得意ではない。というより学校における「体育」が嫌いなのだ。体育嫌いから運動嫌いになった。
まず、体育教師が嫌い。なんか初めから威張ってるし、授業は恫喝で成り立っていて楽しくない。チーム戦する球技が多くて、できない子は立場がない。失敗すると笑われたりにらまれたりする。運動会なんて拷問の様に行進させられる。好きなのは、余興色の強いフォークダンスくらい。そんな経験を繰り返して成長したスミレは、立派な運動嫌いになったのである。
体育嫌いはアメリカにもいるらしく、この本では「速く走る」とかでなく、個人の「心拍数を上げる」ということを基準にした「新しい体育」を提案している。健康を目的とした、スポーツではない体育ということらしい。
しかしスミレでさえ、運動してみようかという気になる運動絶賛の本である。
何しろ肥満や心臓などの身体的健康だけではない。学習能力も上がり、ストレスにも耐性があがり不安、うつ、注意欠陥、依存症も、更年期のホルモンバランス維持にも、もちろん老化現象にもと、運動による効果は計り知れない。
すごすぎる。で、まぁそうだろうとも思うので反論できない。
仕方がない。なるべく運動しようと思う。
「体育」じゃなければ、結構やればできる子なのである。
次の本いこう。