信念を人にわかってもらえない怒りで病気になりそう 医学不要論
あえてタイトルを過激にしていると思うが、内容もかなり。
この人の本はいつも半分。半分はうん、とうなずけるが、半分はついていけない。
あ、タイトルは本人も大袈裟と分かっていて、すべての医学を否定するつもりはないことが書いてある。
病気や薬と付き合うスタンスや、ワクチンのこと、輸血のこと、抗がん剤のことなどは、うんうん、なのだが、陰謀論になると面倒になる。結果的にそうなってるのかもしれないけど、悪意で動いているのか確かめようがない事について考えても無駄と思ってしまう。巨悪に立ち向かうなんてことに夢中になる気もない。だから、その点はへ~っと通り過ぎておく。
それから自然でないものは全部だめ、みたいな「社会毒」とかも見方が単純かと思う。現代の都市生活をするには、ある程度のリスクを天秤にかけて選ぶ場合もあるだろう。
陰謀論までまつわる医学情報は、多すぎてどれを信じてどれを選べばいいのか、それが難しいところだ。結局は個人の感覚に頼るしかない。スミレの感覚では、この本は半分だ。
内海さんはたぶん、金もうけばかり考えて人を病気にする奴らに怒り心頭でこの文章を書いている。彼の世界は辛いだろうと思う。いつも怒ったオーラをまき散らしてるから、余計ひとに嫌われることもあるだろう。←勝手な推測
せっかく本当のことを教えてやってるのに、半分くらいしかわかってくれないスミレの様な読者にがっかりだろう。
だが、内海さん、そこまでがっかりすることはない。あなたと同じくらい、あなたが好きでないお医者さんたちも、スミレは半分しか信じない。それでよくない?
この論は、以前読んだ本と真っ向対立する。
内海さんからすれば、 悪の権化だな。
北原先生には、予防医学で頑張ってもらったらいいのでは?それでは儲からないからやっぱり駄目か? 経済的にはいい案と思ったのだが。要検討。
次の本いこう。