ブザー音が鳴り続けるだけのラジオ局という謎
4月ももう終わる。何かとやらなければならないことが多く、4月は忙しかった。
本も予定より読めてはいない。このブログも書けてはいない。ぼちぼちいこか。
世界のあらゆる情報が簡単に手に入るような気がする今日この頃である。ググれば何でも分かるような気がするものだが、意外とこれこれについては不明だとか、あるいは専門用語などひいても全く引っかからないものもあったりはする。
そう、この世の中にはまだまだ謎があふれている。
絶対に行けない世界の非公開区域99 ガザの地下トンネルから女王の寝室まで
- 作者: ダニエル・スミス,ナショナルジオグラフィック,小野智子,片山美佳子
- 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
- 発売日: 2014/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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選ばれた者のみ入ることが許される建物や、存在そのものが不確かなもの(場所?)何なのかわからない航空写真など、これは現代の謎を集めた本である。非常に面白い。
軍事的に気密性の高いものが多いが、日本では唯一伊勢神宮の神事が載っていたりする。聞いたこともない謎も多い。こういうのが好きな人には有名なことなのだろうか
スミレのお気に入りは北センチネル島。先住民センチネル人が住む小さな島で、近寄ると矢を射ってくるのから接触そのものをすることができない。世界から孤立した島だ。ヘリに向かって矢を構えているセンチネル人の写真が載っている。
秘密は人を引き付ける。これらの秘密が明らかになるころには、また別の秘密や謎が出てくるに違いない。だって秘密があった方が面白いんだもの。
だから、特にスミレは人間の作った謎が面白い。センチネル人も、ブザーのラジオ局も、ゴビ砂漠の構造物も、南ドイツの地下トンネルも、誰かが作った謎だ。
人間は世界を面白くする天才なのだな。うん。
次の本いこう。